日曜朝に放送されたアニメのうち、1980年代・1990年代・2000年代の主要作品を年代別に整理しました。テレビ朝日・フジテレビ・テレビ東京系列を中心に、放送開始年、時間帯、作品傾向、放送枠の変化を確認できます。
1980年代はテレビ朝日系列の8時30分枠が中心でした。1990年代にはフジテレビとテレビ東京系列が加わり、2000年代には6時30分から10時30分まで複数のアニメ枠が並ぶ編成へ広がっています。
日曜朝アニメの流れを確認したい場合は年表、各年代の放送枠や代表作を詳しく知りたい場合は年代別の解説を参照してください。
日曜朝アニメ歴代年表【1984年〜2009年】
放送時間は、原則として制作局・キー局での放送開始時点です。地域や放送期間によって異なる場合があります。
1980年代
| 放送開始 | 作品名 | 放送時間 |
|---|---|---|
| とんがり帽子のメモル | 8:30 | |
| はーいステップジュン | 8:30 | |
| メイプルタウン物語 | 8:30 | |
| 新メイプルタウン物語 パームタウン編 | 8:30 | |
| ビックリマン | 8:30 | |
| 新ビックリマン | 8:30 |
1990年代
テレビ朝日系列
| 放送開始 | 作品名 | 放送時間 |
|---|---|---|
| まじかる☆タルるートくん | 8:30 | |
| スーパービックリマン | 8:30 | |
| GS美神 極楽大作戦!! | 8:30 | |
| ママレード・ボーイ | 8:30 | |
| ご近所物語 | 8:30 | |
| 花より男子 | 8:30 | |
| 夢のクレヨン王国 | 8:30 | |
| おジャ魔女どれみ | 8:30 |
フジテレビ系列
| 放送開始 | 作品名 | 放送時間 |
|---|---|---|
| 蒼き伝説シュート! | 9:00 | |
| 空想科学世界ガリバーボーイ | 9:00 | |
| ゲゲゲの鬼太郎(第4シリーズ) | 9:00 | |
| ひみつのアッコちゃん(第3作) | 9:00 | |
| デジモンアドベンチャー | 9:00 |
テレビ東京系列
| 放送開始 | 作品名 | 放送時間 |
|---|---|---|
| 魔法のステージ ファンシーララ | 9:30 | |
| ガサラキ | 9:30 | |
| それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ | 9:30 | |
| ぐるぐるタウンはなまるくん | 9:30 |
2000年代
2000年代は放送枠が増えたため、放送系列の中を時間帯別に分けています。
テレビ朝日系列
6:30枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU | |
| 祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン | |
| はたらキッズ マイハム組 | |
| ねぎぼうずのあさたろう |
7:00枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| ニャニがニャンだー ニャンダーかめん | |
| 激闘!クラッシュギアTURBO | |
| クラッシュギアNitro | |
| かいけつゾロリ | |
| まじめにふまじめ かいけつゾロリ | |
| 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー | |
| 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説 | |
| バトルスピリッツ 少年突破バシン | |
| バトルスピリッツ 少年激覇ダン |
8:30枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| おジャ魔女どれみ# | |
| も〜っと!おジャ魔女どれみ | |
| おジャ魔女どれみドッカ〜ン! | |
| 明日のナージャ | |
| ふたりはプリキュア | |
| ふたりはプリキュア Max Heart | |
| ふたりはプリキュア Splash Star | |
| Yes!プリキュア5 | |
| Yes!プリキュア5GoGo! | |
| フレッシュプリキュア! |
フジテレビ系列
9:00枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| ドラゴンボール改 |
9:30枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| アストロボーイ・鉄腕アトム | |
| レジェンズ 甦る竜王伝説 |
テレビ東京系列
8:30枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| 超GALS!寿蘭 |
9:00枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| ペコラ | |
| FIRESTORM | |
| ポポロクロイス | |
| それいけ!ズッコケ三人組 | |
| ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆ | |
| イナズマイレブン |
9:30枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| Cosmic Baton Girl コメットさん☆ | |
| ギャラクシーエンジェル(第2期) | |
| ぴたテン | |
| デ・ジ・キャラットにょ | |
| マシュマロ通信 | |
| おねがいマイメロディ | |
| おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜 | |
| おねがい♪マイメロディ きららっ★ | |
| ジュエルペット |
10:00枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| MÄR -メルヘヴン- | |
| ハヤテのごとく! | |
| 絶対可憐チルドレン | |
| クロスゲーム |
10:30枠
| 放送開始 | 作品名 |
|---|---|
| ライブオン CARDLIVER 翔 |
1980年代の日曜朝アニメ枠の特徴
1980年代は、テレビ朝日系列の8時30分枠に作品が連続して編成された時代です。前半の女児向け動物・ファンタジー作品から、後半の玩具・菓子連動型作品へとジャンルが変化しました。
テレビ朝日8時30分枠の制作体制
この枠を支えたのは、テレビ朝日・朝日放送・東映動画を中心とする制作体制です。東映動画は1960年代から少女向けアニメを制作しており、1980年代前半の日曜朝枠もその流れに位置づけられます。
放送局・制作会社・スポンサーの関係が継続したことで、作品が交代しても放送時間と対象年齢を引き継ぎやすい枠が形成されました。
女児向け作品から玩具・菓子連動型作品へ
1984年のとんがり帽子のメモルから1987年の新メイプルタウン物語 パームタウン編までは、動物や妖精を題材とした女児向けのファンタジー作品が続きました。
1987年10月に始まったビックリマンは、この作品傾向を転換しました。ロッテのシール付き菓子「ビックリマンチョコ」の世界をアニメ化し、男児を含む幅広い視聴者層を取り込みました。
続編の新ビックリマンは1989年に開始されました。2作品が連続して編成されたことで、菓子や玩具とアニメを連動させる作品が日曜朝枠に定着していきます。
1980年代の日曜朝アニメ代表作
とんがり帽子のメモル()

小さな妖精メモルと人間の少女マリーの交流を描いた、東映動画のオリジナル作品です。朝日放送との共同制作で放送され、テレビ朝日系列の日曜朝8時30分枠を定着させた初期作品に位置づけられます。
メイプルタウン物語()

動物たちが暮らす町を舞台にした作品です。欧米風の生活や家族関係を描き、ぬいぐるみ玩具「ポーセリン・アニマルズ」との連動商品も展開されました。
1987年には続編新メイプルタウン物語 パームタウン編が放送されました。2作品を合わせて約2年間続き、1980年代前半の女児向け路線を代表するシリーズとなっています。
ビックリマン()

1985年からブームになっていたビックリマンチョコのシール世界をアニメ化した作品です。「悪魔VS天使」の設定やキャラクターを物語として構成し、シールとアニメを相互に展開しました。
それまでの女児向け作品から男児向けの冒険作品へ転換したことで、日曜朝枠の対象層が拡大しました。続編の新ビックリマンにもつながり、1980年代後半の枠を代表するシリーズとなっています。
各作品の放送期間・話数・制作スタッフ・主題歌は、【1980年代】日曜朝アニメ一覧で確認できます。
1990年代の日曜朝アニメ枠の特徴
1990年代には、テレビ朝日系列に加えてフジテレビとテレビ東京系列が日曜朝にアニメを編成しました。放送時間は8時30分・9時・9時30分へ広がり、少年漫画、少女漫画、玩具、キャラクター商品など、原作や商品展開も多様化しています。
テレビ朝日・フジテレビ・テレビ東京の3系列体制
テレビ朝日系列の8時30分枠では、まじかる☆タルるートくん、GS美神 極楽大作戦!!、ママレード・ボーイ、ご近所物語、花より男子などが放送されました。少年誌原作と少女誌原作が交互に編成され、漫画原作作品が枠の中心となっています。
フジテレビ系列は1993年に日曜9時枠で蒼き伝説シュート!を開始しました。その後は空想科学世界ガリバーボーイ、ゲゲゲの鬼太郎(第4シリーズ)、ひみつのアッコちゃん(第3作)、デジモンアドベンチャーと、ジャンルの異なる作品を編成しています。
この枠では後年、金色のガッシュベル!!やワンピースなども放送され、冒険・バトル・友情を軸とする作品が主要な位置を占めるようになりました。
テレビ東京系列は1990年代後半に日曜9時30分枠へ参入しました。魔法のステージ ファンシーララ、ガサラキ、それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ、ぐるぐるタウンはなまるくんが放送され、玩具・キャラクター商品との連動作品からロボット作品まで幅広く編成されています。
1999年開始の2作品が2000年代へ継続
1999年には、テレビ朝日系列でおジャ魔女どれみ、フジテレビ系列でデジモンアドベンチャーが始まりました。どちらもシリーズ化され、2000年代の日曜朝枠へ継続しています。
おジャ魔女どれみシリーズは2003年まで放送され、2004年開始のふたりはプリキュアへ同じ8時30分枠を引き継ぎました。デジモンアドベンチャーも後続シリーズが制作され、フジテレビ日曜朝枠の主要シリーズとなりました。
1990年代の日曜朝アニメ代表作
まじかる☆タルるートくん()

江川達也による『週刊少年ジャンプ』連載漫画のアニメ化作品です。少年・江戸城本丸と魔法使いタルるートの騒動を、ギャグとバトルを交えて描きました。
全87話、約2年間放送され、1980年代の女児向け作品から少年誌原作へ移行したテレビ朝日枠の初期作品に位置づけられます。
GS美神 極楽大作戦!!()

椎名高志による『週刊少年サンデー』連載漫画のアニメ化作品です。ゴーストスイーパーの美神令子と助手の横島忠夫が、悪霊や妖怪に関わる事件を解決します。
ホラー、アクション、ラブコメを組み合わせ、女性主人公を中心に据えた少年誌原作作品として、1990年代前半のテレビ朝日枠を構成しました。
ママレード・ボーイ()

吉住渉による『りぼん』連載漫画のアニメ化作品です。両親同士のパートナーチェンジによって同居することになった小石川光希と松浦遊の恋愛を描きました。
全76話、約1年半放送され、テレビ朝日8時30分枠における少女漫画原作路線を定着させた作品のひとつです。
おジャ魔女どれみ()

東映アニメーションと朝日放送によるオリジナル作品です。魔女見習いになった春風どれみと仲間たちの日常、家族関係、成長を描きました。
1999年から2003年まで4シリーズが放送され、テレビ朝日8時30分枠を2004年のふたりはプリキュアへつないでいます。
デジモンアドベンチャー()

バンダイの携帯育成玩具「デジタルモンスター」を原案とし、フジテレビ系列で放送された作品です。異世界へ渡った子どもたちとパートナーデジモンの冒険と成長を描きました。
全54話の放送後も後続シリーズが制作され、2000年代のフジテレビ日曜朝枠を代表するシリーズへ発展しました。
各作品の放送期間・話数・制作スタッフ・主題歌は、【1990年代】日曜朝アニメ一覧で確認できます。
2000年代の日曜朝アニメ枠の特徴
2000年代には、テレビ朝日・フジテレビ・テレビ東京系列が複数の時間帯にアニメを編成しました。プリキュアシリーズの開始、デジモンシリーズの継続、テレビ東京系列の多枠化により、放送系列ごとの作品傾向が明確になっています。
テレビ朝日系列は低年齢向け作品とプリキュアを編成
8時30分枠では、おジャ魔女どれみシリーズが2003年まで放送され、2004年にふたりはプリキュアが始まりました。翌年以降もプリキュアシリーズの新作が毎年編成される体制が定着しています。
6時30分・7時枠では、ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU、祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン、かいけつゾロリ、古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー、バトルスピリッツシリーズなどが放送されました。
フジテレビ系列は冒険・バトル作品を継続
フジテレビ系列では、1999年に始まったデジモンシリーズに加え、金色のガッシュベル!!、アストロボーイ・鉄腕アトム、レジェンズ 甦る竜王伝説などが放送されました。
2009年には9時枠でドラゴンボール改が開始され、少年漫画を原作とするバトル作品が主要な位置を占めるようになりました。
テレビ東京系列は8時30分から10時30分まで多枠化
テレビ東京系列では、8時30分・9時・9時30分・10時・10時30分にアニメが編成されました。3系列のなかで時間帯と作品数が最も多く、対象年齢やジャンルに応じて作品を配置しています。
女児向けでは超GALS!寿蘭、おねがいマイメロディシリーズ、ジュエルペット、男児向けではMÄR -メルヘヴン-、イナズマイレブンなどが放送されました。漫画原作ではハヤテのごとく!、絶対可憐チルドレン、クロスゲームも編成されています。
2000年代の日曜朝アニメ代表作
ふたりはプリキュア()

東映アニメーションと朝日放送によるオリジナル作品です。美墨なぎさと雪城ほのかを主人公に据え、女児向けアニメに格闘アクションを取り入れました。
おジャ魔女どれみシリーズの後継として8時30分枠に入り、翌年以降もプリキュアシリーズが更新される編成を確立しました。2020年代まで続くシリーズの第1作です。
金色のガッシュベル!!()

雷句誠による『週刊少年サンデー』連載漫画を東映アニメーションがアニメ化し、フジテレビ系列の日曜朝枠で放送しました。魔界の王を決める戦いに参加するガッシュと、高嶺清麿の成長を描いています。
当初の放送予定から延長され、2006年まで継続しました。デジモンシリーズに続き、フジテレビ日曜朝枠の冒険・バトル作品を支えた作品に位置づけられます。
イナズマイレブン()

レベルファイブのニンテンドーDS用ゲームを原作とし、テレビ東京系列で放送された作品です。サッカーに超人的な必殺技を組み合わせ、雷門中サッカー部の試合と成長を描きました。
全127話の長期シリーズとなり、ゲーム・アニメ・カードを連動させたメディアミックスを展開しました。2000年代末のテレビ東京系列を代表する男児向け作品です。
各作品の放送期間・話数・制作スタッフ・主題歌は、【2000年代】日曜朝アニメ一覧で確認できます。
日曜朝アニメ枠の変遷
1980年代はテレビ朝日系列の8時30分枠が中心で、東映動画と朝日放送の制作体制により作品が継続的に編成されました。女児向けファンタジーからビックリマンへ移行したことで、玩具・菓子と連動する作品も枠に定着しています。
1990年代にはフジテレビが9時枠、テレビ東京系列が9時30分枠へ参入しました。1系列・1時間帯を中心とした編成から、複数系列が異なるジャンルの作品を放送する体制へ移行しています。
2000年代にはテレビ朝日系列の6時30分・7時・8時30分枠、フジテレビ系列の9時・9時30分枠、テレビ東京系列の8時30分から10時30分までの各枠に作品が並びました。プリキュア、デジモン、おねがいマイメロディ、イナズマイレブンなどのシリーズが定着し、日曜朝は複数の年齢層に向けたアニメ放送時間帯となりました。




コメント
はじめまして。
ハチゼロさんの80 STORAGEさんのサイトを拝見してコメントさせて頂きました。
自分も80〜90年代のバブル期?あたりの文化が本当に好きで、
この限られた時代のものをここまで体系的にまとめているサイトは
初めて見てテンションがあがりました。
実は私も個人で「レトロカルチャー部」という活動をしており、
まだ仕事仲間の内輪のみですが、80年代カルチャーのイベントなども企画しています。
もしご迷惑でなければメールなどでもレトロ文化のお話を聞かせて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
評価素直に嬉しいですが、まだまだコンテンツの量がないのでガンバります。。
メールさせてもらいましたのでよろしくお願いしますー