PCエンジン版「イース」「英雄伝説」がswitchで遊べるようになる!?—エディアが日本ファルコムとライセンス契約

PCエンジン版「イース」「英雄伝説」「風の伝説ザナドゥ」がswitchで遊べるようになる!?——エディア×日本ファルコムのライセンス契約が発表 ニュース

日本ファルコムのPCエンジン版「イース」と「英雄伝説」を楽しんだ私としては嬉しい知らせです。
エディアが日本ファルコムと、『イース』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』の全世界向け商品化ライセンス契約を締結し、現行機への移植開発に着手すると発表。
契約タイトルはPCエンジンCD-ROM²で発売された名作が中心です。
「そのまま」を期待しつつも、発表文では単なる移植にとどまらず楽しめる商品を目指す、とも記されています。

対応機種は未公表です。プレスリリースのキーワード欄に「Nintendo Switch」とはありますが、あくまでキーワードであり、対応機種の確定情報ではありません。過度に期待しすぎず、まずは正式情報を静かに待つのが良さそうです。


プレスリリースの要約

  • エディアが日本ファルコムと商品化ライセンス契約を締結
  • 対象は『イース』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』のPCエンジン版群
  • 2026年度〜2027年度の発売を目指して現行機向け移植を開発開始
  • 具体的な商品ラインナップ・詳細は決まり次第告知
  • 商標表記:PCエンジン/PCEngineはコナミデジタルエンタテインメントとビッグローブの登録商標または商標(リリース表記より)

契約タイトル一覧(原作の発売日・機種)

タイトル発売日(当時)機種
イースI・II1989年12月21日PCエンジンCD-ROM²
イースIII1991年3月22日PCエンジンCD-ROM²
イースIV The Dawn of Ys1993年12月22日PCエンジンCD-ROM²
ドラゴンスレイヤー英雄伝説1991年10月25日PCエンジンCD-ROM²
ドラゴンスレイヤー英雄伝説II1992年12月23日PCエンジンCD-ROM²
風の伝説ザナドゥ1994年2月18日PCエンジンCD-ROM²
風の伝説ザナドゥII1995年6月30日PCエンジンCD-ROM²

過去にエディアがswitchに移植したPCエンジンの主なタイトル

2022年ごろから「日本テレネットが残した不朽の名作ゲームを復活させるプロジェクト=テレネットリバイバルを立ち上げた」と公式に書いています。その後は以下のソフトを移植しています。

2021年

夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION

  1. 夢幻戦士ヴァリス(PCエンジンCD-ROM²)
  2. ヴァリスII(PCエンジンCD-ROM²)
  3. ヴァリスIII(PCエンジンCD-ROM²)

2022年

夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION 2

  1. ヴァリスIV(PCエンジン SUPER CD-ROM²)

コズミック・ファンタジーCOLLECTION

  1. コズミック・ファンタジー 冒険少年ユウ(1990)
  2. コズミック・ファンタジー2 冒険少年バン(1991)

2023年

テレネット シューティング コレクション

コズミック・ファンタジーCOLLECTION 2

  1. コズミック・ファンタジー3 冒険少年レイ(1992・PCE)
  2. コズミック・ファンタジー4 銀河少年伝説 突入編(1994・PCE)
  3. コズミック・ファンタジー4 銀河少年伝説 激闘編(1994・PCE)

2024年

天使の詩 COLLECTION

  1. 天使の詩(1991・PCE)
  2. 天使の詩II 堕天使の選択(1993・PCE)

超兄貴 COLLECTION

  1. 超兄貴
  2. 愛・超兄貴

2025年

コズミック・ファンタジーMemorial Collection(2025/2/19発売)
中身は上で挙げたPCエンジン版1〜5作を一括収録しただけなので、新規タイトルはなしです。

夢幻戦士ヴァリス Memorial Collection(2025/3/3発売)
これも既出のヴァリス1〜4(PCエンジン分)を含む“全部入り”で、新しいPCエンジンタイトルは追加されていません。

テレネット シューティング コレクション II(2025/8/28発売)

PCエンジン版イースの移植に期待

私が初めてプレイしたファルコムのゲームはPCエンジン版「イースIII」でした。
最初はあのオープニングアニメーションに感動したのを覚えてます。音声もPCエンジンCD-ROM²の売りでしたが、それよりもともかく音質がずば抜けて良かった。
ファルコムのゲームは音楽がめちゃくちゃかっこいいのですが、それを当時あの音質を家庭用ゲームで聞けるなんて今思えばオーバーテクノロジーでした。
バレスタイン城なんて一体何回プレイ止めて音楽だけ聴いていたか…

イースシリーズはいろんな機種に移植されていますが、どの移植も微妙に感じでいました。とくに音楽。でもエディア社は下手に作り直したリメイクではなくそのまま移植してくれるので、楽しみです。


出典:PR TIMES|「イース」「ドラスレ英雄伝説」「風の伝説ザナドゥ」の現行機移植開発決定

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この記事を書いた人
ハチゼロ

1980年生まれ。ビックリマン、カードダス、ミニ四駆、BB戦士、聖闘士星矢、魔神英雄伝ワタル、PCエンジンなど80年〜90年前半くらいのアニメ、おもちゃ、ゲームが大好きなノスタルジスト。

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